概要
1992年、MISJ(Mikiko Iwasaki's Systematic Japanese)の開発者岩崎美紀子の私的研究機関として岩崎言語教育プログラム開発(ILPD)が設立された。
設立当初の目的は、学習者にとって理想的な教授法を目指して開発した日本語教育・日本語教師養成システムMISJの完成であった。
しかし、1999年にはMISJが9割方完成の域に達したため、ILPDの目標はMISJの普及に変わった。それと同時に、2000年にはデジタル・ラーニング(株)、2001年には
(株)東芝e-ソルーション社の要請を受け、合計3つのe-Learning用プログラムを共同開発するなど、教材のさらなる充実、改善、新たなコンテンツやプログラムの開発に引き続き取り組んできた。
2003年5月末日に(株)クレデンシャル総合研究所と共同事業を結び一時実務から手を引いたが、(株)クレデンシャル総合研究所側の事情により2004年6月をもって契約を解除。元の形態に戻り、MISJ普及活動の一環として日本語教育事業、日本語教師養成事業を遂行するとともに、教材、コンテンツの制作・管理を行ってきた。
2003年末から、ベトナムを皮切りにフィリピン、中国、ミャンマーなどアジア各地で集合教育の実績を積む機会を得るなかで、少子高齢化に伴う日本語教育の社会的な位置づけの重要性を痛感。普及活動をさらに本格化するべく2005年7月に有限会社ILPDを設立。
岩崎言語教育プログラム開発は岩崎の研究機関としてそのまま存続。
2006年7月、e-Learningコンテンツ「平仮名と発音(英語版/ベトナム語版)」、「カタカナと発音(英語版/ベトナム語版)」完成
2006年10月、ベトナムで日経IT企業を立ち上げた経験をもつ丸山文幸氏を経営トップとして迎え、日本語教育メソッド「MISJ」の本格的な普及活動を開始。
2015年6月、有限会社ILPD解散
2021年現在
岩崎言語教育プログラム開発
代表 岩崎美紀子 |